yumekana プロジェクト

叶₋yumekana-の開催

 毎年訪れる七夕から巡る、
 障がい児・者、地域企業、地域の人々、双方に矢印が向く地域共生社会の実現に向けて大きな輪を作っていく。

 2025年7月、壮大な循環を生むプロジェクトが始まりました。

 2025年6月29日に『叶-yumekana-』を、あかつかテラス (赤塚山公園内)‐愛知県豊川市‐にて開催いたしました。叶イベント開催にあたり、yumekana実行委員会を立ち上げ、地域企業のお力添えも多くいただきました。
 ご来場をいただきました皆様、ご協賛企業様、ご協力をいただきました多くの皆様、 本当にありがとうございました。

2025.6.29 叶-yumekana- イベントの当日の様子、ぜひご覧ください。

七夕を中心に、地域、企業を巻き込み循環をさせていくyumekanaプロジェクト

“共に生きる”想いが込められている『ツナガルアート』

水で濡らした和紙に
絵の具を落として描く
やさしく美しいアート “にじみ絵”

にじみ絵は障がいの有無や年齢を問わず
誰でも楽しめる
インクルーシブアートです。

最大 7mの帯状の和紙に
一人の色が誰かの色と重なり
新しい彩りが生まれる、
一人だけでは 描けない世界が広がって
人も色も混ざり合う唯一無二のアートを
「ツナガルア ート」と呼んでいます。

『ツナガルアート』が七夕の短冊へ

yumekanaプロジェクトは、
『ツナガルアート』で創られたにじみ絵を七夕の短冊にしてみたら・・
という発想から生まれました。

ご祈祷をして清められた
唯一無二の彩りのにじみ絵。
そのにじみ絵で仕上がった短冊に、
夢や願いを書き込む。

短冊は七夕まで飾られ、
その後、願いを叶えるため
お焚き上げをしていただき
天に昇っていく。

人の手から、また人の手へ

にじみ絵の創作は生活介護等での
障がい者の方の自己表現の1つとして
短冊状に加工することは
就労継続支援B型事業所での
1年を通した安定的な
お仕事の1つとなる。

にじみ絵が短冊になるまでの流れが、
障がい者の方の表現活動やお仕事となり
生きがいや工賃向上にも繋げていきます。

ツナガルアート(にじみ絵)の浸透から、
大きな循環を生み繋がりを広げていくため
更なる展望に向けて
プロジェクトは走り出しています。



障がい者の方々が支えられるだけではない地域共生社会の在り方。

障がい者の方々から生まれた『ツナガルアート』があることによって
地域の人々が夢や願いを書き込む短冊が作られ、
人との繋がりの場となるイベントが創出される。

そのイベントを応援してくださる地域企業様によってイベントの運営ができ、
そして就労事業所への工賃向上にも繋がっていく。
そうした企業のことを地域の人々が知る機会ともなるイベントの開催。

双方に矢印が向くことで成り立つ地域共生社会が
自然に在る、そんな温かいつながりのある社会の実現を目指しています。